2016年3月24日木曜日

【ザ・呑み会】 旧知の中国人IT企業社長との呑み会

あまり更新が出来ておらず、すいません。

入社して4ヶ月の会社ですが、忙しくなってきました。
基本は、Block Chainとか仮想通貨の社内Evangelist(伝道師)として、その将来性を技術者と議論し、それを事業計画に落とし込む作業をしております。
因みに、Block Chainに関していうと、最近の注目は、スマートコントラクト基盤のEthereumですね。
イーサリアムの衝撃-ビットコイン技術がもたらす社会基盤へのイノベーション
特に、著作権管理の部分が、衝撃的です。

とてつもない高度な知見を持つ、バリバリのIT技術者と、技術を論ずる事が本当に、エキサイティングであり、毎日、張り切って会社に行っております。
前職の事業会社のIT部門では、「これを言っても、どうせみんな理解できないだろうから、例え話を交えながら、面白しろ可笑しくしゃべらないとなあ。。。」とか気を使っておりましたが、今の会社では、そんな妥協は一切なしです。
技術論をバンバン出して、回りくどい例え話をする必要もありません。(兎に角、皆、レベルが非常に高いので。)

現在、「Block Chainを使って、どうやって会社として利益を生み出せるか?」を考えておりますが、こうした技術者との数か月に及ぶDiscussionの中で、段々と事業計画が固まってきております。
今月中にも、何とかMaterializedしたいですねえ。。。

そんなこんなで、会社では、それなりに忙しいのですが、つい先日、旧知の中国人のIT企業社長との呑み会がありました。
上海で、結構、手広くビジネスをやっている社長で、10年近くの付き合いがある方ですが、東京に来ているので、新橋でサシでの呑み会に参加です。

***********
中国人IT企業社長 「ところで、仮想化、クラウド化とIT技術は進展してきて、当社はその波に乗り、クラウド事業では、上海では結構な大手となったけど、この次の技術進展が見切れない。」

貴公子 「なるほど。」

社長 「よって、当社は、クラウド基盤で学術情報をやり取りする様な、サービス展開を考えている。Data Centerは上海だが、勿論、国際サービスを展開する予定だ。」

貴公子 「次の一手ですか。。。学術情報基盤は、手堅いし、社会的意義もあるのだけれども、技術的に、『おおっ!』と言う凄味に欠けませんか? インパクトに欠ける。。。。」

社長 「そうですかねえ。でも社会的な意義はあるでしょう。」

貴公子 「Block Chain基盤を構築し、そこに、個人の医療カルテを載せて、患者がスマホ一本で、どこの病院でも自分のカルテを医者に開示できる基盤構築とかの方が、インパクトはあると思いますが。。。。」

社長 「え!? 何の話? Block Chainって、あのbitcoinの事?」

貴公子 「社長は、Block Chainを御存じないんですかあ??? bitcoinは、Block Chainに載るプロトコルの一つでしかなく、BC技術はbitcoinの基盤であり、世界を変える技術ですよ。」

社長 「ちょっと、待って。私は、全然、理解できてない。説明して!」

これで、火が付きましたねえ。。。。
Block Chainとか仮想通貨の事になると、つい熱くなってしまうので。。。。

その後、居酒屋で2時間、ほとんど飲まず食わずで、一気に語り尽くしました。
「分散Databaseと、どう違うんだ?」、「金融当局の対応は?」、「世界的な趨勢は?」、「ビジネスへの応用例として考えらえる方法は?」などの誰からもくる質問を浴びましたが、それらにも何とか答えられて、社長にも満足してもらいました。

2時間後。。。。

社長 「兎に角、可能性があるのは理解できた。私も、もっと勉強するが、当社の技術者を来週にでも日本に連れてくるから、同じ話をして欲しい。」

貴公子 「全然、構いません。なぜなら、貴公子はEvangelistですから。ビールジョッキ1杯で、いくらでも話します。」

そんな感じの会話でした。
Evangelistとして、プロ意識を刺激される知的でエキサイティングな会話でしたね。

居酒屋なのに、殆ど注文せずに、ジョッキ2杯で2時間以上、粘ってしまい、お店には申し訳なかったですが、これでまた、Block Chain信者獲得です。笑!

これから、ブログでもバンバンと書いていきます!

0 件のコメント:

コメントを投稿