2016年1月15日金曜日

諸事!

あの名酒、獺祭(だっさい)ですが、最近は伝説化しつつもあります。
日本経済新聞でも、特集を組んでおりますね。
→ 「獺祭」の光と影 最後までわかり合えなかった父子
 
貴公子は、獺祭はあまり好きではないし、まして株式会社旭酒造の「御家騒動」にも興味はなかったのですが、この記事中でひとつだけ、心に響いた記載がありました。

>営業担当者に「どうしたら売れるか」と尋ねても、売れない理由だけが返ってきた。
>売れる方法は一つも出てこなかった。「彼らは昨日と同じであれば幸せなのかも
>しれない。会社は経営者である自分が変えるしかない」と悟った。

彼らは昨日と同じであれば幸せなのかもしれない。」とは、随分と深い言葉です。
哀しい真実なのでしょうが、そうなんでしょうね。きっと。。。。

この辺は、貴公子にも耳が痛い所です。
「何となく、毎日、同じ時間に会社に行って、それなりに頑張って仕事をして、毎年の定期昇給を漫然と受ける。」と言う考え方を、最近、改めました。
言うまでもなく、敗北主義の思想ですね。
もっと、いい意味で貪欲になる必要があると感じております。

折角、豊かな先進国に住んでいるんだから、例えば、「億単位の年収を得て、都心のど真ん中に住んで、ファーストクラスではなく、プライベートジェットで世界を飛び回りたい。」とか、「IT技術を駆使して、世界経済の構造を変えてやる。」位の夢を持ち、それに向かって進んでいないと退屈ですね。
あくまでも、例えばです。
(貴公子は基本的に、カネに対する執着が昔から薄く、カネよりも精神的な成熟を求める傾向が圧倒的に強いので、その事が、ある種の人達からは、淡泊に見える様で、悩んでおります。笑)
兎に角、「昨日と同じ事」を幸せと感じるのではなく、不安に感じる事が必要なのでしょうね。

農耕民族である日本人は、どうしても「昨日と同じ事」を求めますが、これではアメリカのビジネスマンに勝てないですよね。
反省します。。。。。

そんな事を考えていたら、最近、アマゾンで面白そうな本を見つけました。
アメリカを動かす影の実力者、コーク家に関するNon-Fictionとの事。
Sons of Wichita: How the Koch Brothers Became America's Most Powerful and Private Dynasty


早速注文しました。
まだ、Deliveryされておりませんが、アメリカ人エリートのロジックを知りたいので、凄く楽しみにしております。



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