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2013年1月24日木曜日

【週刊貴公子】 Boeing社の失敗は、必然だ!

最高に面白い記事ですね。

日経翻訳記事 → トヨタになれなかったボーイングの過ち 
原文のForbes記事はここ → What Went Wrong At Boeing?
(因みに、日経記事は、訳が酷すぎるので、Forbes記事をお勧めします。)

Boeing787の失敗は、示唆的ですねえ。
私のいるIT業界でも常に発生している事であり、関心を持って、読みました。

>The 787′s supply chain is based on a tiered structure that
>would allow Boeing to foster partnerships with around fifty
>Tier-1 strategic partners. These strategic partners were to serve
>as “integrators” who assemble different parts and subsystems
>produced by Tier-2 and Tier-3 suppliers.

過去の貴公子ブログにも何度も書いておりますが、要は、「Outsourcingと言うのは、見掛け程、簡単ではない!」と言う事です。
Boeing社も、「自分は本社に座って、世界中の部品メーカーに指示だけ出してれば良い。」と、ピュアな心で考えたのでしょうが、それ程、世の中は甘くないですよねえ。(笑)

>Boeing’s 787 project is many billions of dollars over budget.
>The delivery schedule has been pushed back at least 7 times.
>The first planes were delivered over three years late.

そうした「怠惰な気持ち」が、上記の様な納期の大幅な遅れと、それに伴うコスト増に止まらず、今回の様な、安全に対する懸念まで出てきて、全世界での運行停止へと、Boeing社を追い込んだ訳です。

>In his 2001 paper, Hart-Smith had warned of the additional costs
>and risks of large-scale outsourcing. Outsourcing didn’t cut costs
>and increase profits, he wrote; instead, it drove profits and
>knowledge to suppliers while increasing costs for the mother company.
>“Not only is the work out-sourced; all of the profits associated
>with the work are out-sourced, too.”

まあ、この"Hart-Smith"と言う学者が何者か知りませんが、"Outsourcing didn’t cut costs and increase profits."と言う指摘は正しいですね。
IT業界でも、そうですが、皆、安易に外注をしたがります。
勿論、記事に指摘されている様に、「必要に応じて、外注をせざる得ない。」と言う
状況は、あり得るのだが、外注と言うものは、安易にするものではない。

貴公子が、SI企業に外注を依頼する基準は、非常に明確です。
「自分自身でやっても良い様な技術レベルを完全に押さえた作業」を、他の仕事で忙しいとかの理由があって、外注に出した方が効率的だと考える際のみに、外部SIに外注するというものです。
要は、「十分に技術的に押さえている事を、外部に依頼する。」と言うスタンスを守り通しております。
逆に言えば、「分からない事は、外注しないで、苦しくても自分自身でやり遂げる。」と言う姿勢を保持しております。

今回の問題の根本原因は、ある意味、非常に古くから人間が直面して、何度も何度も失敗を繰り返した事ですね。
それは何か???
「人間は、直ぐに易きに流れて、自分が汗をかくのを嫌がる様になる。」、「システムさえ構築すれば、そのシステム内にいる人間は簡単にコントロールできると単純に考え、真の人間関係の構築を怠る様になる。」と言う人間の持つ、怠惰さや単純さが、繰り返されたと言う事案ですねえ。(笑)

だから、「すべての仕事を、一旦、自分自身がField Levelで押さえない限り、駄目だ!」と、あれだけこのブログで言っていたのにねえ。(笑)
まあ、Boeing社にとっては、高い授業料となりましたが、この例がビジネス界のテキストブックに載り、こうした「不幸」が繰り返す事がない様に願いたい。
(無理でしょうけど。。。。)

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