2011年10月4日火曜日

Windows2008サーバ、本格運用開始!

業務で扱ってきたサーバは、Windowsならば、ここ4~5年は、Windows2003サーバばかりでした
が、登場から3年を経た、Windows2008サーバも、いよいよ、業務サーバとして、運用開始となりました。それにしても、貴公子が業務で扱う、初の64bit OSサーバですなあ。

自分自身の備忘録みたいになってしまっておりますが、設定記録を纏めます。
勿論、まだ、Windows2008サーバの経験は1日しかないので(笑)、今後、新機能の発見はあるのでしょうが、「とりあえず、下記のポイントを抑えれば、Windows2003サーバの技術者なら、Windows2008を使い始める事が可能となるのでは?」と考えます。

Windows2008と言えば、有名なServer Core機能でしょうね。
とりあえず、このServer CoreモードでWindowsを動かす気はありませんが、Windowsにしては、
やはり画期的な機能ですねえ。(次回は、こっちで設定してみたいと思います。)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071022/285092/

http://www.microsoft.com/japan/windowsserver2008/technologies/server-core.mspx

後は、Hyper-V仮想化環境でしょうね。

Hyper-Vに、Windows2003サーバのGuest OSを設定した後に、「ハイパーバイザーが実行されていないため、仮想マシンを起動できませんでした。」と言うエラーが発生して、Guest OSを起動できなかったのですが、BIOSの設定に問題がありました。
BIOS上で、CPU Virtualization TechnolyをEnableにしないとダメな訳ですね。
(Defaultは、無効。)

http://social.technet.microsoft.com/Forums/ja-JP/hypervja/thread/7a1a4383-0501-4900-99f2-0fc2c5c0e6ea/

http://cloud.watch.impress.co.jp/epw/cda/2008lab/2008/09/26/13750.html

Hyper-Vでは、統合サービスを、必ずインストールしないといけないらしいが、これはなんでしょうかねえ。(笑)
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 OSがインストールされたら、絶対に行う必要があるのが、「統合サービス」のインストールだ。Hyper-Vの特徴といえるVMBusを使用するためには、統合サービスをインストールする必要がある。統合サービスをインストールしないと、ネットワークやチップセットなどはレガシーとしてインストールされることになる。パフォーマンス的にも、レガシーモードよりも、統合サービスが使われている場合の方が高くなるので必ずインストールしよう。 
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ところで、Hyper-V設定時に、仮想化モジュールのNIC設定がなぜか上手くいかず(NICが認識されず)、戸惑いましたねえ。
下記の資料をすべて読んで再確認しましたが、当初の設定通り(直感通り)の設定でした。
(物理サーバ上のNIC設定を全部消して、やり直したらOKでした。)

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/verification/vpcwin03/vpcwin03_02.html
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1361netloc/netloc.html

なぜ、当初は、ダメだったのだろうか?

因みに、仮想化と言えば、Disaster Recovery用のバックアップを考えるのが当然ですが、
Hpyer-Vの仮想Moduleは、VMWare社のvconverterを使えば、簡単に、VM用の仮想Moduleへと
変換が可能です。
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1103hvexport/hvexport.html

Security面も圧倒的に向上した様です。
bitlocker機能は、簡単にHDD全体を暗号化するには、良い機能ですねえ。
Windows2003までは、サードPartyのソフトを購入する必要がありましたが、楽になりました。

Bitlocker 機能のインストールと設定関連の資料は、ここ。

http://technet.microsoft.com/en-us/library/cc732725(WS.10).aspx
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20080418/299512/

ところで、外付けHDDをBackup Data用に、サーバ本体に接続して(勿論、この外付けHDDもbitlocker機能で暗号化)、「Windows本体サーバ上で、Batchfileを設定し、ntbackupで、フォルダデータを深夜フルバックアップする。」と言う、いつもの処理をしたのですが、上手くいかず、焦った!
と言うのも、外付けHDDドライブを、32bit Windows XP SP3マシンにUSB接続しても、「BitLocker To Go Readerでロック解除するドライブが見つかりませんでした。」と言うエラーが出て、バックアップしたデータにアクセスが不能となったからです。
解決には2つのステップが必要!
32bit XPマシンに、Bitlocker To GO Readerと言うソフトをインストールし、さらに、外付けHDD自体を、exFATでフォーマットする事。

この辺の詳細は、下記。
http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=64851943-78c9-4cd4-8e8d-f551f06f6b3d&displaylang=ja

因みに、貴公子は、CPUが64bit対応のDell PowerEdge R610を今回、Hardwareとして使用しておりますが、TPMがDefaultで無効になっており、BIOSレベルで、有効化する事が必要であるのに、
気が付くのに、少し時間が掛かりました。

Dell PW Manualはここ。
http://support.dell.com/support/edocs/systems/per610/en/HOM/pdf/hom_en.pdf

また、64bit OSのWindows2008サーバでは、当然の事ながら、Memoryが最大4GBまでと言う制約が無いので、大容量のMemoryを積むことができます。
今回は、8GBを積んでおります。
やはり、早いですねえ。圧倒的に!
しばらく、Windows2008サーバに習熟に時間を割きます!

ところで、Windowsサーバーにリモートデスクトップで接続する際に、「ターミナルサーバーの最大接続数を超えています。」とエラーが表示されてログインできない事があり、その度に、CPUルームまで走って行ってましたが、こんな解決策があったのですねえ。
今の今まで、知らなかった!
http://www.vish-develop.jp/tech/server/577

最近は、Windowsサーバの深さに驚くことが多いですねえ。

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