2011年6月25日土曜日

世界が嘲笑する、日本の危機管理。

貴公子が愛読する、International Herald Tribuneに、福島原発事故の遠因として、日本政府の「原発安全神話作り」が、挙げられております。
非常に長い記事ですが、日本政府と業界団体による、安全性に対する情報操作を指摘する記事で面白いですねえ。
原文はここ。→
http://www.nytimes.com/2011/06/25/world/asia/25myth.html?_r=1&ref=global-home

「The nuclear establishment itself came to believe its own safety myth and “became entangled in its own net,”」と言う記述が、記事の最後の方にありますが、正に、「安全だ!安全だ!」と安全性を強調しすぎて、逆に「自爆した」と言うシナリオなのかも知れませんねえ。


とは言いつつも、大間の漁師のコメントにある通り、貴公子を含めた一般人は、政府の安全宣言を信じるしか現実的には無い訳で、こうした記事を読んでも、ただ単に情報不信に陥るだけで、どうしようもありませんがねえ。


兎に角、事故を起こせば、世界から、一から十まで批判されるのは、止むを得ない話で、こうした批判も、(謙虚にではなく)甘んじて、受けるしかないでしょうね。
もっとも、個人的には、暑い夏をエアコンの電力を心配しながら、過ごすのは辛いですし、また、日本経済全体ににも多大な負の影響をもたらすので、兎に角、停止中の原発を稼動してもらいたいと強く思います。

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