2011年3月12日土曜日

【大地震】 NW復旧作業とプロ根性

今回の、宮城沖の大地震は、貴公子の人生の中でも、最大の地震であったと思います。
地震発生時の昨日(3/11)15時頃は、会社で、NWコンフィグ中でした。
突然の大地震とそれに伴う停電で、いくつかのNW機器は、当初の設定通り、自動停止したのですが、UPS(無停電装置)が上手く作動しなかったサーバーは、ブチンと停止してしまいました。

地震後は、停電が続いたため、最低限のNW管理作業も出来ずに帰宅し、本日の早朝出社後も、未だ会社全体が停電中で、途方に暮れましたが、朝10時に電源が回復し、NW回復作業に搬送しました。
ふと気がつくと、ほぼ4時間、飲まず食わずで夢中で、設定を戻し、たった今、基幹系とメール系は、
回復しました。
こういう大災害時に、どれほどクールに作業できるかと言うのが、プロの証明だと思っているので、
自分自身の行動には、満足しております。

今回の様な大災害時の復旧マニュアル(Disaster Recovery Manual)の策定には、当然、貴公子自身も1年前にかかわり、詳細な手順書を作成したのですが、正直、あまり効果がありませんでした。
あまりの大地震に、周りのスタッフの何人かがパニックになってしまったこともありますが、所詮、平時にコーヒーを飲みながら、書いたマニュアルは、”戦場”と化した現場では役に立たないと、改めて痛感しました。

ただ、会社メールも、携帯電話も通じない大災害の中で、クラウド系のサービス(Gmailやhotmail,facebook,twitter等)が普通に動いていたのは、助かった。
家族との連絡も、それでOKでした。

いずれにせよ、今回の災害に伴う、NW障害は、ITのプロとして、とてもいい勉強になりました。
今後は、クラウド化を社内で徹底的に推進してゆこうと、改めて意を強くしました。

兎に角、皆さんのご無事をお祈りします!

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