2021年3月4日木曜日

自動車産業よ、お前もか! 我が国の凋落は決定的となってきている。

数日前に、下記の様に、Twitterで呟きました。



<以下引用>

>僕の仕事場は新宿・歌舞伎町の近くにあるのですが、この数年、人の流れが目に見えて変わってきました。朝方、24時間営業のハンバーガーチェーンで、大きなバックパックを背負った配達員が眠りこけている。その隣には、たくさんの荷物が入った手提げ袋を抱えた若いホームレスが力尽きたように休んでいる。外には店内に入れずに一晩中、歩いている人がいる。(中略)もう一つが、海外での体験です。数年前、ニューヨークに行く機会があり、ラーメンを食べました。日本では通用しないマズいラーメンが一杯2000円。小皿料理を注文し、ビールを飲んだら5000円を超えました。これはアメリカの経済が成長を続け、物価も給与水準も上がっているからです。一方、日本は経済が低迷し、物価が下がり続けています。日本はもはや先進国ではない、と感じたのです。 

この記事は、正に我が国の苦境を非常に端的に物語っていると思っている。少し目を凝らせば、我が国のこうした凋落は明らかなのに、グローバルビジネスをやっている人でさえ、全く気が付いていない事に、落胆と言うか苦笑するしかない。

そんな中で、本日の記事です。これは、私にも衝撃的でした。

我が国が世界的に未だに強みを抱える数少ない産業の一つである自動車産業の記事です。⇒テスラ「モデル3」日本で販売急増-値下げでEV不毛の地に変化

<以下引用>

>米テスラの主力電気自動車(EV)「モデル3」の日本での販売が、2月の大幅な値下げ以降、急増している。EV専業のテスラは世界3位の自動車市場である日本で苦戦を強いられていたが、政府がEVを含めた電動化推進にかじを切る中、国内メーカーが価格競争に巻き込まれる懸念も出てきた。

最後の砦と言って良いくらいの自動車産業でさえ、とうとうグローバル化の波に飲み込まれる感があります。

本ブログで過去10年以上に渡り、何度も警告を発してきたけど、我が国の凋落は正に地滑り的な加速度を持って進んでおり、直近に於いて、這い上がる要素が全くない。こうなると、国家がどうのこうのと言う前に、個々人レベルで踏ん張らないとダメですよねえ。。。

本当に、我が国は情けないし、頼れない。大体、森喜朗みたいな二世議員の甘やかされたデブが、ちょっと前まで、大手を振って歩いていた訳で、この国の縁故主義には、心底、うんざりしている。

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