2019年11月28日木曜日

苦悩する事は、実は、滑稽でしかないのでは?

突然、深刻な話ですが、私はこう考えておりますと言う意味で、記事を書きます。
ある人から、相談を受けて感じたので。。。

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多分ですが、各個人の苦悩や悩みの総量は、実は大富豪も、ホームレスも同じだと思っております。
違うのは、苦悩や悩みの質だけです。(勿論、そこに優劣はない。)

例えば、サラリーマンはみんな苦しい立場ですが(笑)、今月の給与がちゃんと出るかな? と心配になっている人から、「給与も福利厚生にも満足だけど、自己実現に対する満足度が低い。」とか言って苦悩している高尚なサラリーマンも沢山います。
勿論、どちらの人の悩みも当人にとっては切実で、優劣はないが、環境とか個人の性格に
より、苦悩の質や問題意識が変わってくると思っております。

新聞の社会面を見ると、セクハラとかパワハラの記事が多いですが、本当にカネに汲々としている人は、日々のカネの遣り繰りで頭が一杯で、そっちに気が行きません。(つまり、セクハラ、パワハラを騒ぎ立てる人は、ある意味、幸せな人達です。)

あるいは、他の有名ブロガーの記事を読むと、「恐ろしい程、国際政治に精通しており、分析も鋭く、悲惨な状況(シリア難民とか)に対して、熱い思いを持ち、同情を寄せると共に、深く苦悩しているブロガー」とかに、出会う事があります。
普通に考えて、国際政治の専門家かと思うのですが、こういう人の大部分(と言うか、ほぼ全員)が、実は、「40歳独身、職業アルバイト」なんだったりします。
勿論、本人は苦悩しまくっているのが文面全体から感じるのですが、サラリーマンとして、毎日、周囲に気を使いまくって、帰宅すれば、山の様な育児と家事が待ち構えており、本を毎日30分読むのも難しい生活を送っている、何だかんだ言っても、この世の多数派の人の苦悩との優劣は、勿論ないと思っております。

そう考えていくと、我々、各人の苦悩と言うのは、傍目から見れば、「幸せな悩み」とかはあるのだろうけど、当の本人にとっては、誰にとっても「極めて深刻な悩み」な訳です。
そうなると、苦悩すること自体が、滑稽に思えてきます。

と言う訳で、私は苦悩するのを止めました!
繰り返しになりますが、苦悩している事の多くが、他の人から見たら、滑稽に思えるほど、幸せな悩みかも知れないと思うと、苦悩するのが、バカバカしく思えてきました。

まあ、すべての事象を、あるがままに受け止めたいとは思いますが、悩むのは止めた!

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