2017年11月29日水曜日

【激白】 日馬富士関引退に思う。 ~ 気持ちは分かるが、良い人過ぎる!

横綱、日馬富士関が、後輩力士への鉄拳制裁の為に、引退に追い込まれました。
本日、引退会見を致しました。
→ 日馬富士引退会見速報(1)「横綱としての責任を感じて引退」

貴公子は、日馬富士のファンであったので、やはり残念です。
引退会見の中で、痛く同情したのは、下記の発言です。

>先輩力士として、弟弟子の礼儀礼節を正すことは先輩としての義務だと思う。
>叱ったことで彼(貴ノ岩)を傷つけ、ファン、世間を騒がせてしまった。

責任感の強い力士だったのですねえ。。。

そう言えば、貴公子も、若い時は、いつも強い責任感を持っておりました。
拓銀の時も、新人の分際で、「俺が拓銀を救ってやるんだ。」とずっと思っていたし、前職の日系グローバル企業に勤務していた時も、中途採用なのに、「俺が、この会社を立て直すんだ!」と、常に真剣に考えておりました。

前職の時、上司から、ある若手社員のメンターをやってくれとの業務命令を受けたことがあります。
この若手社員は、色々と問題のある若者で、他の人の手に負い切れないので、回りまわって、貴公子の指導下に回ってきました。

当時、とても張り切りましたねえ。。。
「会社の為にも、彼を戦力に育てたい。」と心底から、思いました。
そして、厳しくと言うか、丁寧に指導したつもりです。
(勿論、日馬富士の様に手は出しませんでしたが。)

しかし、そこはやはり、問題社員です。
しばらくすると、「パワハラだ。」と騒ぎ始めました。
すると、貴公子をメンターにアサインした上司は、内々では、貴公子に、「もっと厳しくやれ!」と指示していたのに、問題が起きた瞬間に手の平を返し、「そこまでやれとは言っていない。」とまた、いつもの様に逃げましたねえ。。。笑

まあ、いつもの「必殺技、梯子外し」なんですが、その上司と言うか、いい歳して、そんなよくあるトラップに嵌った自分に、本当に腹が立ちました。
4~5年くらい前の話です。

それ以降、貴公子は、「絶対に、変に会社に忠誠心を持たない。」と固く決意しました。
貴公子の例では、「その問題社員がチームの雰囲気をどれだけ悪化させようが、知った事じゃないし、その結果として、会社の業績が悪くなろうが、気にしない。」と言う事を強く意識する様にしました。

もし、本当に会社として、エンジニアの貴公子にそこまで期待するならば、「問題社員の人間教育担当、特命執行役員」とかのタイトルを会社は与えるべきだし、当然、「もっとも困難なタスク」をやらせる貴公子の給与を、3倍増位にすべきだと、今となっては思う。
何のタイトルも報酬も貰ってないのに、本業でもない、ダメ社員の人間教育を必死になってやろうとした貴公子自身の甘さに腹が立ちます。

その意味で、貴公子も当時、良い人すぎました。
この点は、「弟弟子の礼儀礼節を正すことは先輩としての義務」と考える日馬富士関と似ていると思う。

日馬富士関は、良い人です。
そして、貴公子は、日馬富士関が大好きです。

でも、誠に申し訳ないが、「責任感が強すぎる」と言う弱さがあったと思う。
弟弟子がどんなにダメでも、我関せずで、淡々と、相撲を取る強さが欲しかった。。。。

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