2011年6月4日土曜日

【週刊貴公子】 現代世界史を知らない日本の政治家に苦笑!

鳩山前首相の管首相に対する、「ペテン師発言」は、楽しいですねえ。
鳩山前首相に申し訳ないが、笑っちゃいます!
ここにインタビューが出ております。
→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110603/plc11060315020018-n1.htm

いくら首相の言葉と言えども、こんな重要な事を、何の担保も取らず、口約束で済ませて、達成した気になっている、人の良い鳩山前首相に、感動しますなあ。(笑)
また、「政治家同士だから、口できちっと約束したことは守る。あたり前のことです。」と、騙された後で、純真な気持ちで、新聞記者に愚痴る鳩山前首相は、本当に甘いですね。
サラリーマンだったら、企業社会で3ヶ月も生きられないですねえ。(笑)
また、鳩山前首相は兎も角、一応、海千山千と言う事になっている小沢一郎も、コロッと簡単に騙されるのだから、情けないですね。日本の政治家はこのレベルなのか???


(以下引用)
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「昨日の(首相記者会見での発言は)、全くその確認事項を無視するような発言であるように私は聞こえた。見てませんけど。どうも、もっと先送りする意向だと。不信任案が出る直前には辞めると言い、否決されたら辞めないという。こんなペテン師まがいのことを一時の首相がなさってはいけない。当たり前の話です。人間としての基本にもとる行為をされようとしているのであれば、即刻、党の中の規則の中でしっかりと首相には辞めていただくように、当然のことながら導いていかなければならないと思う」
(中略)
「もし、あのような、不信任案が否決されたら突然、言葉をひっくり返して、『そんなこと言った覚えはない』という話になって、そういう人間だとすれば不信任案に賛成すべきだったと思うが、やはり私は情の問題として、人間として、しっかりと約束をして、厳しい状況なんだから、それを打開するために党を割っちゃいかん、と。」
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ところで、純粋まっすぐ君の鳩山前首相も小沢一郎も、現代世界史を知らないのですかねえ。
今から40数年前の1969年、27歳の青年将校であった、LibiyaのGaddafi大佐は、汚職と不正がはびこる祖国Libiyaに絶望し、軍事クーデターを起こし、それを成功させた。
その際、「数ヶ月以内に総選挙をし、自分は退く!」と声明を出したが、その約束は40年以上、果たされていない。


権力と言うのは、それ程、魅惑的なものだと言うことだ。
という事で、管首相が、その魅力に取り付かれたのは、ある意味、人間らしい。(笑)
滑稽なのは、我が国の首相まで務めた鳩山氏や、海千山千といわれた小沢氏が、「高校生の様なPureな心」を持っているのが、単に滑稽ですねえ。
権力欲に取り付かれた人間が、何でもするのは当たり前であるのにねえ。


これでは、「狡猾な政治家が、全身全霊を掛けて騙し合いをしている、国際政治や国際ビジネス社会」で、日本の政治家が勝てる訳が無いですね。変に、納得。
あまりにも、Pure過ぎる!

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