2011年2月20日日曜日

【週刊貴公子】 中東から中国へ。ITが世界を変える!

週末は、中東でのドミノ的民主化運動を、BBCやCNNを通して、見守っておりました。
チュニジア、エジプト、リビア、イエメン、バーレーンへと飛び火し、収まるどころか、拡大する勢いです。Netの凄みを通り越して、怖さを感じます。

日本のテレビニュースや新聞は、相変わらず、一部を除いて、冷淡な扱いで危機感がありません。
中東情勢は、原油価格に直結するし、この民主化運動が、中国にも飛び火する可能性もありますので、貴公子的には、興味深深です。
そう思っていたら、中国本土でも、やはり、民主化運動が発生したようです。(Jasmine Revolution)
20年前なら、いざ知らず、このネット時代に、情報を遮断するのは、不可能ですねえ。

CNNやBBCのサイトは、中東での民主化運動に、Focusしており、中国での運動は、あまり報じませんが、NPRのサイトに、詳細なレポートが載っておりました。

http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=133896985

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China's authoritarian government is ever alert for domestic discontent and has appeared unnerved by protests in Egypt, Tunisia, Bahrain, Yemen, Algeria and Libya. It has limited media reports about them, stressing the instability caused by the protests, and restricted Internet searches to keep Chinese uninformed about Middle Easterners' grievances against their autocratic rulers.
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やはり、中国政府も相当、警戒している様です。
89年~90年の東欧ドミノ民主化は、ポーランドから西へと拡大し、最終的には、ベルリンの壁さえも破壊したが、
今回は、中東から、東へと進んでおります。
中東で止まるのか、中央アジア経由で、極東まで進むのか、固唾を呑んで見守っております。

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