2011年1月21日金曜日

少女時代とAKB48に見る日韓文化・価値観の違いと、したたかな韓国政府の経済戦略!


年末から年始に掛けて、ブログアクセス数が、一日当たり、100件を大きく超えて、狂喜していたのですが、最近、またアクセス数が減少してきましたorz....
という訳で、検索受けするトピックに関して、書きます。(笑)

SAPIOという雑誌の新年号に、AKB48特集が載っておりました。
(この雑誌は、ナショナリズムを必要以上に煽る傾向はあるものの、基本的に硬派な雑誌で、私は定期購読をしております。大前研一とか、落合信彦の記事を読むために買っていると言っても良い位、私は、両氏の記事を楽しみにしている。)

この硬派な雑誌が、精神科医の和田秀樹や、エコノミストの森永卓郎、Producerの秋元康に、AKB48の評論をさせており、とても面白かった。
(貴公子は、AKB48も少女時代もよく知らないし、興味もなかったが、和田や森永の様な大御所が真   剣に分析しているのを見て、多少の興味を持ち始めました。)

一言で言えば、厳しいセレクションと、数年間の厳しいトレーニングを勝ち残り、やっとデビューした、ダンスや歌のプロである韓国アイドルの「少女時代」と、歌もダンスも下手だし、プロ意識も低いが、一生懸命が売り物の「AKB48」の比較が、日韓の価値観の違いを表している。

「汗まみれで、歌って踊って、最後は泣くAKB48」は、和田秀樹の分析通り、日本人のメンタリティーにマッチするのであろうが、海外では、「何なんだ、この女の子は??」とびっくりされるだけで、全く理解されないらしい。

一方で、少女時代の方は、プロであり、そのプロの技術と根性を、世界中から賞賛されている。
「AKB48は日本国内向け、少女時代は、世界向け!」と言えば、その通りだが、私が韓国の新聞(主に、朝鮮日報)を読む限り、少女時代は、韓国政府の戦略的商品であると思う。

つまり、ペ・ヨンジュ(ヨン様)が、日本のおばさん世代に、衝撃を与え、日本の対韓感情が、大幅に改善し、韓国との経済的結びつきが強まったように、今度は、韓国政府が、少女時代やKARA、東方神起を使い、日本の若者層に対し、働きかけている。
もし、少女時代が、「私たちの携帯は、Samusong Galaxy!」と日本のテレビコマーシャルで宣伝したら、一気に、日本の携帯電話シェアが逆転するのではないか???
東方神起が、「俺の車は、Hyudai!」と、東京でのコンサートで叫んだら、どうなるのか???

韓国政府は、そこまで計算しながら、日本語がぺらぺらの、「彼ら、彼女ら」を日本に「投入」しているのではないのか???
私より若い世代では、サッカーにも、ゴルフにも、芸能にも強い韓国を、「クール!」と見ている。
日本人がAKB48を、「かわいい!」と言っている内に、世界各国は、カネを求めて、深慮遠謀を企てている。
世界経済戦争の中で、わが国はどうするのであろうか???

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