2022年2月27日日曜日

ウクライナ情勢の今後のシナリオを考える。

予想外の悪い展開となっているウクライナ情勢が死ぬ程心配で、CNNやBBCを週末は食い入る様に見ておりました。

妻からは、「何でそこまで入れ込んでいるのか?」と言われる程なのだが、本件はここ数十年で最大の歴史的な大事件だと思う。今回の危機は、既に、ケネディー大統領時代のキューバ危機を超えているとさえ思っている。

まあ、そんな中で、現ウクライナ大統領のゼレンスキー大統領であるが、誠に骨があります。元コメディアンで、政治経験無しで2019年に大統領に就任したとのことであるが、自身が最前線に立ちつつ、民衆を鼓舞すると言う姿勢は、リーダーの鏡であると思う。

いずれにせよ、この状況は予断を許しません。当初は、米国とロシアの出来レースかとも思いましたが、どうもそうではなく、お互いにマジな様です。

第三次世界大戦に突っ込むかも知れません。その位の危機感は持って、状況を注視しております。今、想定しうるシナリオは下記だと思っております。

・シナリオ1(現在、一部進行中)

ウクライナ国内で、欧米が支援するウクライナ軍とロシア軍の戦闘が長期間に渡り続き、ロシア国内でハイパーインフレが発生する。ロシア内部での権力争いも相まり、プーチン政権崩壊。その後、親米政府がロシアに誕生する。混乱の中で、ロシア国内でチェチェン等の小国独立が相次ぎ、ロシアが再分裂する。

・シナリオ2

ウクライナでの戦闘が長期化する中で、周辺国に戦闘が飛び火し、NATO軍が本格参戦する。旧東欧諸国エリア全域で、NATOとロシアの通常兵器を使った総力戦となり、第三次世界大戦レベルでの大規模戦争となる。最終的には、ロシア国内でクーデターが発生し、プーチン政権が崩壊し終戦。

・シナリオ3

ロシアが中国と手を組み、そこに北朝鮮も加わり、周辺国で武力攻撃を開始。戦術核が各地で使用され、中露連合は圧倒的な勝利を収める。ロシアは旧ソ連の領土を復活し、中国は台湾、沖縄&九州、東南アジア諸国を完全制圧し、悲願の大中華圏を樹立。また北朝鮮は念願の赤化統一により統一朝鮮誕生。(日本は中露朝で3分割される可能もあると思っている。この場合、北東北と北海道はロシア、沖縄、九州、西日本を中国、統一朝鮮が東海から南東北を支配か?)

・シナリオ4

第三次世界大戦で劣勢に立たされたロシアが、戦略核をヨーロッパで使用。対抗して英米も戦略核を使用。地球滅亡。

シナリオ1は、既に進行中です。(西側諸国がウクライナに武器を提供しているし、各国の特殊部隊も現地に入り込んでいる模様。)よって、当面は、戦争がウクライナ国外へと波及するかどうかが焦点になると思う。

シナリオ4の確率は、流石にゼロに近いと思うが、シナリオ3まで行く可能性は排除できない。

私の見立てでは、シナリオ1のままで留まる確率は60%。シナリオ2は30%。シナリオ3は10%程度。シナリオ4は流石にほぼゼロと願いたい。

今後共、本件、注視します。

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