2019年8月5日月曜日

2019年参議院選挙結果を真剣に分析する!

先の参議院選挙では、れいわ新選組と「NHKから国民を守る党」(N国)が議席を獲得しました。
N国に関しては、自称知識人が色々な記事を書いておりますが、多くは、完全に的外れです。

あるメディアは、「面白半分に投票に行った人が、遊びで書いたら、まぐれで当選した。」みたいな事を書いていたが、一般国民を愚弄し過ぎです。
貴公子を含めた庶民は、遊びで投票に行くほど、暇ではありません。
どのメディアも、N国の登場を矮小化しようと必死であるが、N国が議席を取ったと言う事は、非常に深い意味があると思っております。

そんな中で、下記のダイアモンドオンラインの記事は、多少、まともでした。
→ N国党躍進を茶化す人が見落とす「庶民の鬱屈」

>実のところ、「N国党」は、既存の政党がアプローチできていなかった「無党派
>だが何らかの不安や不満を抱えた層」を掘り起こすことに成功していた、と素直に
>考えるのが正しいように思われる。
>それは山本太郎代表が率いる「れいわ新鮮組」も同様だろう。

ただ、この記事も根本的に間違っていると貴公子は思っております。

れいわ新選組とかN国を支持する人を、「何らかの不安や不満を抱えた層」と言い切り、社会的なルーザー(負け犬)みたいに記載しているが、それは違う。
まず、不満を持っていない人なんて、古今東西、いない。
逆を言えば、不安や不満は誰でも持っている訳で、それはN国支持者だけが持っている訳ではなく、自民党支持者だって、立憲支持者だって持っている。
だから、N国やれいわ新選組の支持者を、「現状に不満のあるルーザー」みたいに描写するのは、まず間違い。

庶民は、単に、おかしいことをオカシイと言っているだけであり、それ以上でもそれ以下でもない。
NHKは、今後、スマホ契約者からも受信料を取ろうとしているようだが、NHKが見たくて、スマホを買う人は、この世にいない訳で、その意味で、「スクランブル放送にして、見たい人だけが見れば良い。」と言う立花さんの主張は、正し過ぎます。

次に、別の記事では、「安保とか、年金とか、もっと重要な案件があるのに、NHK改革なんて小さい話題に執着するのは間違い。」みたいな記載があったが、これも違う。
結局、「国家100年の計」とかの大風呂敷を広げた政治家は、何もしないどころか、間違ったことばかりをしております。
口だけで、偉そうな事を言ったって、何もしない(できない)ならば、「NHK改革」と言う小さな目標を提起する立花N国党首の方が、余程、立派です。

最後に、まあ、これが極めつけなのだが。。。。
ネット情報の氾濫の中で、一般庶民は、いわゆる「上級国民とその取り巻き」共が、如何にいい加減で、利己的で、庶民を踏みにじっているか?を知ってしまった訳です。

例えば、政府は、潰れそうなジャパンディスプレイ(JDI)と言う会社に、何千億円も税金を突っ込んでいるが、既得権益層は、そこに役所OBを送り込んで、天下り先に使っている訳です。
彼らは、JDIを再建する気なんて、さらさらなくて、天下りOBが年収数千万円を数年間得て、退職金で更に数千万円を税金から簒奪する為の受け皿以上の意味はない訳です。
庶民は、こうした既得権益層の「やりたい放題」に辟易としている訳であり、それがN国やれいわ新選組を押し上げた訳です。

立花N国党首は、今は、「NHKから国民を守る党」の党首であるが、NHKと言うのは、既得権益にドップリ浸かった「上級国民に媚びへつらう連中の砦」の訳です。
服従の見返りとして、平均年収2000万円超という、我が国、トップレベルの給与をNHK職員は受信料から簒奪できている訳です。

立花N国党首は、今は、NHKが相手であるが、今後、「上級国民とその取り巻き連中から国民を守る党」へと発展させる可能性が十分にあると思っている。

尚、これに気が付いた我が国のエリート連中は、やたら、N国に対して、ネガティブキャンペーンを張っているが、立花さんの党は、今後、政権を取る可能性だとあると思っております。
最新の週刊誌予想では、れいわ新選組は、次の衆議院選挙で野党第一党まで躍進するとの事ですが、N国が、党名を「上級国民とその取り巻き連中から国民を守る党」と変えた日には、本当に政権を取るかも知れません。
N国を舐めると、時代の流れを読み誤ると思っております。

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