2018年5月13日日曜日

居心地が悪い話だった!

20年近く、付き合いのある同年代のビジネスマンから連絡があり、色々と近況を交換しました。
海外勤務が長い友人だが、彼も40代半ばとなり、家庭内の問題も抱えている様で非常に悩んでいる様に思えました。
非常に優秀で仕事熱心な奴なので、彼の事は昔から尊敬していたが、今回は違和感を感じましたねえ。

要は、会社を信用し過ぎです。
ある意味、会社に洗脳されていたとさえ言えると思う。
あれだけ優秀な奴が、過酷な海外現場であれだけ長年、『滅私奉公』していたのに、あの程度の待遇で働いていたと言うのが、私には、衝撃的です。

ある意味、「日本人ビジネスマンの鏡」ですが、私から見れば、彼も40代半ばになり、色々と感じ始めた様で、混乱している様に見えました。
「こういう考え方もあると思うし、俺はこう感じているけどね。」程度のコメントはしましたが、それ以上は、私も出来ませんでした。

本当は、「要は、会社に良いように利用されただけじゃん。お前ほど、優秀な奴をあんなキツイ環境で、長年こき使っていたんだろう。それ変だよ。『今すぐ、俺を役員にしろ!』と、10年前に言わなかった自分を責めるべきだよ。」と言い放ちたかったが、それを言ったら、あまりにも彼が気の毒なので言えませんでした。。。。

かなり、ネガティブな話でした。
一方で、「もし、私の知り合いの中国人や韓国人ビジネスマンだったら、どうしただろう?」と考えると、やはり、彼は、「日本人ビジネスマン過ぎた」と言えるとは思う。

「終身雇用とか年功序列制度は、一見、従業員に有利な様に見えるけど、実態は、経営者による、経営者の為の制度だ。」と最近、別の知人が言っていたが、それを最近は、実感します。

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