2018年5月2日水曜日

自分の感覚が古いと理解した!

先日、同世代のビジネスマンA氏と飲んでいた時の話です。

A氏 「我々が若い時は、上司や先輩に殴られたり、罵倒されたりするのは日常茶飯事だった。それに比べれば、今の若手はヤワだ。」

貴公子 「確かに、物足りなくは感じる。そして、我々は、『あのブラックさ』を知っており、あれを懐かしくも思いますよね。」

A氏 「昔の方が、会社に団結感があった。」

貴公子 「良くも悪くも、家族感はありましたね。」

A氏 「だから、俺は今の会社の雰囲気を昔の様にしたい。貴公子にも、協力してもらいたい。」

貴公子 「お誘いは光栄だけど、それは違いますよ。」

A氏 「え???」

貴公子 「20年以上前のビジネス界って、確かに、今でいう所のパワハラ、セクハラが溢れていました。そして、我々の世代は、あれを当然だと思ってます。だけど、良い悪いの価値判断は兎も角、時代は変わったのです。あの感覚を今の時代に持ち出せば、冗談じゃなくて、逮捕されますよ。個人的には、確かに昔の方が好きだけど、時代が違うんです。目を覚ましましょうよ。」

そんな会話でした。

ちょっと前にも書いたのですが、最近は、何でもかんでもセクハラ、パワハラになるから、下手に会社の飲み会なんか参加できないと思っております。
率直に言って、会社の飲み会は、「つまらないし、怖い」ですね。

「怖い」の意味は、隣に座った女性に、「彼氏いるの?」って聞いたらセクハラだし、若手社員に、「お前はダメだ。」と言っただけで、パワハラで大騒ぎになるご時世だからです。
気の合う同僚と少人数で、呑みに行くのなら兎も角、今のご時世、不特定多数の人間が集まる会社の飲み会は、「つまらないし、怖い」としか表現のしようがありませんね。

そんな事を考えていると、隣国の「水かけ姫」騒動です。
→ パワハラ騒動の前専務出頭 大韓航空、暴行容疑で捜査
>韓国の大韓航空の前専務、チョ・ヒョンミン(趙顕旼)氏(34)が会議で声を
>荒らげ、水の入ったコップを床に投げたとされる問題で、チョ氏が1日、ソウルの
>警察署に出頭した。警察は暴行などの容疑で事情を聴く方針。

彼女は、これだけではなく、普段からの暴言もあった様ですが、暴言やコップを投げつける程度は、貴公子の感覚からだと、大騒ぎするほどの話ではなく、「まあ、困った人だねえ。笑」位の感じなので、ここまで「大騒ぎ」になる事が、信じ難いです。

ただ、「今は、そういう時代であること」は、理解しないといけないですね。
そして、「今の時代の感性」を身に着ける事はできないにしても、少なくとも、自分の感覚は時代遅れだとの認識は持つようにしております。

冒頭のA氏ですが、貴公子は、基本的にA氏の熱いキャラは好きです。
ただ、あの感覚では、明日にでも、『事故』を起こしそうです。
正に、絶滅危惧種と言っても良いと思う。
貴公子は、他人の生き方には干渉しない主義ですが、A氏には、もう一度だけ、注意喚起してあげようと思っております。

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