2018年4月11日水曜日

恐ろしい程、ストレスフリーな生活を楽しむ!

「なぜ、苦しい勉強をして、教養を身に着ける必要があるのか?」と、予備校時代に教師から問われたことがあります。
指名された学生は、「立派な人物となる為。」とか「高収入を得るための準備。」とか、そんな良くある回答をしておりました。
貴公子も、指名されたら、多分、同じように回答していたでしょう。。。。。

その教師が言いました。
「違う!」と。
曰く、「私は、あなた方にストレスを極力、感じずに生きてもらいたいと思っている。教養を身に着ける事によって、これから人生で遭遇するすべての事に対して、余裕を持って対処できる様になる。だから、大学に入学しても、哲学や思想を学んで、ストレスへの耐性を付けてもらいたい。」

当時は、その教師が言っている意味が分からなかったですね。
確かに、大学入学以降、社会人になっても、大量の読書を続けました。
そして、知識が豊富になるにつれ、「こんなのは間違っている。」みたいな思いだけが強くなり、むしろ、ストレスは増大しましたね。笑
その意味で、あの教師の言っていたことは、貴公子には通用しかったし、むしろ恨みましたね。(余計な事を聞いたせいで、逆にストレスが増えたと。)

ただ、先日、会社の同世代の人から、「貴公子さんは、マイペースですよね。」と言われましたが、この言葉、とても嬉しかったです。
まあ、自分でも「ストレスなく、生きていく。」と言う事が実現出来てきたと最近は、思い始めていた矢先でした。

20代の時は、職場で、「過激派」とか「トラブルメーカー」と言われ、30代半ばから勤務していた前職では、「炎」とか「爆弾」とか言われておりました。
若い時は、それ位、会社に入り込んでおりました。
その心は、「俺がこの会社を救ってやる。」とか「俺が、変えてやるんだ。」みたいな選民思想です。
正直に告白すれば、深層意識には、「俺は普通のサラリーマンではない。」とか「俺は、特別なんだ。」と言う思いがあった事は否めない。
自分を特別視することで、プライドが満たせた面もあったし、そういう「仕事への姿勢」が、上司から高く評価されたことも一度や二度ではありませんでした。
ただ、同時に、周囲からは、引かれる事もあり、とても疲れたのも事実です。

最近は、そういう「強い想い」が、消えました。
まず、仕事は、アサインされた業務を淡々とこなせば良いと思っております。
まあ、IT技術の事が好きだから、その好きの想いを、会社で発散しようとするのではなく、ネットでシステム開発を受注すれば良いわけです。

また、完璧な会社なんてないと言う意味において、今の会社にも、当然、改善点はあると思うけど、それを「御親切にも積極的に指摘する義務」は、貴公子にはないと言う事に、やっと最近、気が付きました。
まあ、貴公子に、「職場の雰囲気改善」とか「業務改善」の先導役を期待したいなら、最低でも、「役員レベル」に早急に昇格させるべきであり、そうでないならば、貴重な意見を、「御親切に披露する義務」はありません。

心境の変化ですね。
ただ、この変化により、ストレスがほぼ消えました。
「俺が変えてやる!」みたいな変な自意識に強く捕らわれていた、20代とか30代を少々、悔やみます。
淡々と生きる事で、最近は、周囲に人も集まってくる様になってきたと思っております。
正に、良いことづくめです。

もっと言えば、貴方の会社にいる「仕事人間」は、実は、単に家庭に居場所がなかったり、他にやる事がないから、「仕事に逃げている」のではないのか?
最近は、こうまで、思います。

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