2017年3月9日木曜日

AvayaのChapter 11申請に、もののあわれを感じる!

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Telecom Company Avaya Files for Bankruptcy
>The bankruptcy underscores the challenges telecommunications
>companies face as they transition to software and services from hardware.
>Early last year, Avaya had planned to sell its call center business but
>did not reach a deal with buyout firm Clayton, Dubilier & Rice, which had
>been in the lead to acquire it for about $4 billion.

日本ではあまり有名ではないですが、貴公子には非常に馴染みがある会社です。
Avayaと言えば、貴公子が2000年代前半にフィリピンのIT企業で勤務していた時は、ある意味、全世界で最も光り輝いているグローバルIT企業でした。
当時のCiscoは、単なるルーター屋であったが、Avayaは自社IP-PABXや自社ルーターと掛け合わせて、Unified Communicationと称して、会議システムやCall Center Managementを展開しておりました。
アプリレベルのソリューションが豊富であり、クールでしたねえ。

フィリピンには、欧米企業のCall Centerが集中しており、その意味でも、Avayaにとっても重要な市場であったとは思うが、しょっちゅう、マニラの高級ホテルの会議室で、セミナーを開催しており、貴公子もよく出席しました。
Avayaのマニラ支店にもよく顔を出して、現地のエンジニアと議論しましたねえ。
当時は、とてもクールなソリューションに思えて、Avaya製品の事は徹底的に調査したし、お客さんにも提案し、いくつか大きな取引も成立させました。

そんなAvayaが、法的整理を目指すChapter11を連邦裁判所に申請した訳ですから、まあ隔世の感があります。
ITの世界は、流れが速く、倒産は珍しくないが、Avayaですから、ショックです。

さて、Chapter11と言えば、東芝問題です。
Westing Houseが、Chapter11を米国で申請するとかしないとか大騒ぎしており、注目しておりましたが、それ以上に大きな問題が発生しました。

延期の東芝決算、発表できるか 間に合うか「五分五分」
>東芝が14日までの発表を予定している2016年4~12月期決算を巡り、
>発表に向けた社内の調整が難航していることが分かった。
>米原発子会社ウェスチングハウス(WH)で浮上した内部統制上の問題の調査に
>ついて、日米の監査法人などの意見が分かれ、調整に時間がかかっているという。

大騒ぎして、2/14の決算予定を1ヶ月延期したのに、また延期になりそうですね。
だから、監査法人を舐めちゃダメだと言ったのにねえ。
3/14に、3Qの決算発表が出来るか否かは「五分五分」との事らしいです。
正に正念場だし、ほぼ御臨終状態ですね。。。。
東証2部降格どころか、上場廃止さえも視野に入ってきました。
3/14は、注目です。

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