2015年5月7日木曜日

将棋よりもポーカー!

貴公子は、アマチュア将棋レベルでは、強いと思っております。

大学時代に、詰将棋を趣味的にやっていた時期があり、それが効いたみたいです。
将棋は、いわゆる完全情報ゲームであるので、対戦者の手を、すべて見た上で、こちらはこちらで、手を考える訳で、基本的に、強い奴は弱い奴に100%勝ちます。
逆に言えば、貴公子は、プロ棋士とも何度か対戦したことがあるが、プロ側の飛車角落ちでも全く勝てる気がしませんでした。
その位、実力がストレートに結果に反映されるゲームです。

一方、ポーカーです。
相手がどんなカードを持っているのか、推測は可能だが、勿論、確度の高い推測は出来ないわけであり、その意味で、相手のカードが強いのか弱いのかは、確率論や勘に頼らざるを得ないわけです。
そうであるから、世界ポーカー選手権で、優勝する様なプロ中のプロに対しても、ド素人は、10回に2~3回は勝てる訳です。
この様に、ポーカーは、相手のカードが分からない(つまり、情報が不完全だ)と言う意味で、不完全情報ゲームと言われます。

ポーカーの妙味は、この揺らぎだと思っております。
つまり、将棋の様に、「プロと100回指せば、確実に100回負ける!」と言う完全性が無い訳であり、プロ中のプロにも、2~3割の確率で勝てると言う、ファジーさにこそがポーカーの妙味だと思っております。

ポーカーの面白さを意訳すれば、「絶対的な強者も、その時の運やちょっとしたミスで、負けることがあり、逆に言えば、弱者にも相応のチャンスがある。」と言う事なのでしょう。

正に、ポーカーこそが、人生なのかも知れません。
ポーカーの「揺らぎ」が人生にもあるのであり、絶対的な強者と弱者が、瞬間的に置き換わる事があると思っております。

貴公子、まだまだ、勝負が足りません!
将棋でもあるまいし、100%の保証などあり得ません。
勝負を掛ける所で、掛けていかないと、チップはどんどん減っていくばかりです。
60%~70%率で、成功するのならば、"All in"をするべきなのでしょうね。

ポーカーに人生を見ております。



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