2015年3月9日月曜日

経済産業省主催の業界セミナーで思う!

先日、経済産業省主催の国際競争力向上をテーマにした業界セミナーに出席しました。

企業活動の海外での活動を支援するレベルではなく、各種の公的金融機関を通じて、ファイナンスをする役割とか、相手政府とのトップ交渉とかまでも、経済産業省が先頭に立って、アレンジしてくれる事を、改めて痛感しました。

経済産業省としては、21世紀に、我が国がどうやって、外貨を稼いで、メシを食っていくかを必死に考えている訳で、民間企業は、その実行部隊となっております。
正に、Corporate Japan(日本株式会社)の面目躍如ですねえ。

21世紀のビジネスでは(と言うか20世紀でも)、政府の力と言うのが、国際ビジネスでは重要な訳で、中国や韓国は、日本以上に、死に物狂いで官民が一緒になって外貨を稼いでいるし、米国は、その両国以上に露骨に民間のビジネスに、政府が介入しております。

歴史的に言えば、重商主義の復活と言うのでしょうかねえ。。。
兎に角、一企業の努力だけでは到底駄目だし、政府の熱意だけでもダメな訳で、官民が一体となった経済政策が、必要悪なのでしょうね。
(ミクロ経済学の観点からは、あまり褒められた話ではないのでしょうが。)

国際協力と共に、官民協力、さらには国を跨いだ形でも民民協力と、コミュニケーションとか協業が極めて重要なビジネス要素となっていることを痛感した日でした。




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