2014年7月14日月曜日

理研はふざけ過ぎ。検察が出てくるのか?

週末、部屋の整理をしていたら、2007年9月に読んだ、田中森一著「反転」と言う本が出てきました。
パラパラとめくっていたのですが、あまりに面白く、部屋の整理を忘れて、その場に座り込んで、数時間、一気に読みました。(まだ読み切っていないけど。)
この本は、元辣腕特捜検事の半生記です。


この本は、2007年当時、非常に強烈な印象を貴公子に残しました。
検察の厳しさ、国家のえげつなさを理解しました。
当時、アマゾンのBook Reviewにも下記の様に、書き込みました。

反転―闇社会の守護神と呼ばれて
>佐藤優の「国家の罠」を読んで以来、検察組織に興味を持ったので、書店でなんとなく手に
>取ったのが、この本との出会いでした。
>400ページ以上の本ですが、夜を徹して一気に読みました。
>読み物としては、兎に角、面白いです。
>佐藤氏の本が、知的好奇心に訴える面白さであるのに対し、「反転」は、魂に訴える面白さです。>確かに、田中氏は世間一般で言うところの「良識のある市民」ではないでしょう。
>しかしながら、本書は、全力で生き抜いた男の半生記として、善悪の概念を超越したレベルで
>読まれるべきと考えます。異様なパワーを本全体から感じます。
>このパワーの幾ばくかが私の様な一般的なビジネスマンにも注入されれば、日本の官僚組織、>会社組織は大いに活性化するでしょう。
>ところで、ここまで洗いざらい書いた田中氏の覚悟の程は、賞賛に値しますが、明らかに書き
>過ぎであり、田中氏が「遺書としての意図を持って、この本を書いたのではない事」を願いたい
>と思います。次作にも大いに期待します。

因みに、田中氏は、この本を出した後に、懲役刑が確定し、最近まで服役していたそうです。
WIKIはこちら。 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E6%A3%AE%E4%B8%80
まあ、検察の厳格さ(怖さ)が分かる著作ですね。

ここで話が飛びます。
理化学研究所の「組織犯罪」に対して、本日の日経電子版がいい記事を書いております。
これです。→ 理研とSTAP、検証実験より真相究明を (核心)
>理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーが職場に復帰して、STAP細胞の検証
>実験に取り組んでいる。
>小保方氏に対し理研は一時、懲戒免職さえ検討していた。
>真実を明らかにするため過去の経緯にとらわれず協力する。そう言えば美談に聞こえるが、
>不思議な光景ではないだろうか。
>疑惑の当事者が検証をする。しかも不正に関わりがあった。

ご指摘の通り、不思議な光景です。
恐らくですが理研は、一年後に、こう言うのでしょうね。
「STAP細胞は、存在しなかった。それは、小保方リーダーの勘違いだった。申し訳ない。しかしながら、経験の浅い研究者である、小保方リーダーが、勘違いするもの止むを得ない現象も発生した。よって、小保方リーダーは、訓戒処分として、懲戒解雇はしない。今後の研鑽に期待する。」とか何とかを言うでしょうね。

まあ見え見えです。
理研は、意地になっているのか、それとも、お偉方は小保方に弱みでも握られているのでしょうかねえ。
あるいは、イエロー週刊誌が書き立てている様に、彼女は「理研のオヤジ連中」を、転がしているのでしょうかねえ。。
ちょっと、普通ではない光景です。

そんな中ですが、貴公子が愛読する、現在ビジネスのサイトです。
→ 急浮上!小保方晴子「逮捕」の可能性
>理化学研究所から懲戒解雇されるだけでは、事態は収束しません。最悪の場合、
>刑事告発される可能性もあります。

ただ、前述の日経記事に書かれている様に、理研もふざけ過ぎな感があります。
怖い怖い、検察の出番があるかも知れません。笑
世間知らずの理研のお偉方には、想像も付かないでしょうが、小保方に留まらず、かつてのリクルート事件やムネオハウス事件(鈴木宗雄)の時の様に、検察は根こそぎ、やるかも知れません。
余裕をぶっかましていると、マズイかも知れませんよ。
理研のお偉方は、もう少しマジになった方が良いかも知れませんね。。。

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