2014年6月17日火曜日

W杯に思う。 ~ 次の次へ。 期待値とか閾値は高くなる一方ですね!

WORLD CUPサッカーの日本戦を、週末眺めていて(観ていたのではなく)、思いました。
期待値とか閾値は高くなる一方だと。

1990年代は、日本がWorld CUP予選で勝ち抜いて、W杯出場へと向かって勝ち進んでいるだけで、とてもエキサイトしたし、感動をしておりました。
1998年のフランスW杯に初出場した際は、本当に感動しましたし、出場していただけで、満足でしたねえ。

ところが、今回、5回目の連続出場となるW杯には、全く興味が沸きません。
週末、コートジボアールとの予選リーグ第1戦を眺めていたのですが、最初の30分位で、飽きてしまい、テレビを消しました。

要は、我々の期待値が上がったと言う事でしょうねえ。。。。
「W杯なんて出場して当然、予選リーグなんて突破して当然、ベスト16に勝ち進んで、決勝トーナメントに出場して当然」と言う感覚です。
本選にまで、進出して、初めて、「ちょっと面白くなってきたなあ。少し応援しようかなあ。」と言う気になってきます。

今回、W杯の予選リーグ第一戦は、落とした様ですが、ちょっとミスっただけでしょう。
残り2戦を、余裕で勝って、本選進出することは、所与のものと考えております。
逆に言えば、予選リーグ如きで敗退したら、選手一同は、成田で土下座もんですね。

飽くなき、周囲の期待値の上昇と言うものですね。
20年位前に、「W杯出場こそが夢」と言った頃の方が、選手も国民も幸せだったかも知れませんねえ。

こうした期待値上昇の感覚は、仕事でも全く同じだと思っております。
できる社員は、出来て当然。
どんな難しいプロジェクトでも、成功はDefaultで、失敗したら、切腹もんですよね。
成功したら成功したで、「なんで大成功出来なかったんだ?」と、周囲から攻め立てられます。
逆に、全く期待されていない社員が、たまにちょっといい結果を出したりすると、社長表彰モンですよね。

人間と言うのは、どんどん贅沢になってゆきますよねえ。。。
そして、エンドレスの要求が、周囲から次から次へと来ます。
あと20年も経った時、「日本代表サッカーチームは、W杯は優勝して当たり前」位になっているかも知れません。

貴公子も、最近、社内で周囲からの期待値が、自己の能力以上に高くなっている事を、自覚しております。(笑)
まあ、プレッシャーも少しはありますが、オカシクならない程度に、頑張ります!
メンタルコントロールが重要でしょうね。

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