2012年9月10日月曜日

「お子様達の戯言を一生懸命聞く、電波芸人」を、真剣に報道する日経!

日経電子版のトップ記事です。 
→ 君が日本の技術者ならサムスンに移籍しますか
東工大のお気楽学生と、池上彰と言う電波芸人のおしゃべりです。

まあ、最近の日経新聞は、学生に媚び過ぎますねえ。

池上彰と言う電波芸人が、テレビに良く出てきて、中学校の地理の教科書レベルの内容を、延々とくっちゃべっている事が多く、不思議に思っていました。
と言うのも、内容がそもそも中学生レベルで、一般の大人にとっては、常識の範疇に入る事ばかりだし、先日、シリアで取材中に銃撃され、命を落とした女性ジャーナリストの様に、命を掛けた報道内容と言う訳でもない。

推測だが、何となく面白いと視聴者が思っているのは、テレビで雛壇に座っている、吉本系のコメディアンが、「初めて知りました!感動した!」みたいな事を、ギャグ交じりに言っている事でしょうね。
(もっとも、我が国の聡明なコメディアンは、演技で知らない振りをしているだけと信じたい。)
だから、人気が、そこそこあると言う事でしょう。

まあ、少なくとも害毒のある番組ではないので、それはそれで、良いと思っていたが、
日経がまともに取り上げるのを見て、日経社の思想を疑問に思わざるを得ない。

要は、「ビジネスマンとしての経験がない池上彰と言う電波芸人と、世間知らずの、青い学生が、延々とくっちゃべっているのを、批判の視点もなく、垂れ流すことに、新聞としての価値があるのか?」と思わざるを得ない。

勿論、学生相手の「講義」自体を否定するものではないので、こうした「電波芸人 VS 学生」みたいな取り組みは、各大学の趣味でやれば良いと思うが、少なくとも、「日本経済新聞」の見出し記事で取り上げる様な話ではない。

学生の青い視点からのおしゃべりは、率直に言って、「かったるい」し、そうした記事を垂れ流す日経自体の価値を貶めております。

日経社には、猛省を促したい!!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿