2012年6月4日月曜日

Artisticな才能が、ビジネスパースンに求められる時代


最近は、ビジネスマンにも、Artisticな資質が求められていると思えますねえ。
Global化の波の中で、次々に求められるハードルが上がっているし、仕事は、ますます複雑に、抽象的になってきているし、多面化もしている。

貴公子の仕事である、IT業務に関して言えば、1990年台の「ただ繋がって、動いていれば何でもいい!」と言う思想から、アクセススピード、操作性と言ったユーザーの利便性向上の観点が加わり、その後、Total Cost of Ownershipの観点が加わり、その後すぐに、Network Securityの観点が加わわってきた。
そして、最近は、SOX法の観点からの内部統制も加わってきた。

色々な観点が複層的に発生し、そして、同時に密接に関わり合う中で、同時に、急速な進化も遂げており、個別な技術的な内容を、Catch upしてゆく事でさえ、容易ではありません。
そんな中で、Artistの様に、全体最適化する事も要求されている。

国際会計も同じですね。
IFRSとFASB基準が、収斂してゆく中で、各基準が生き物のように、次々と変化しつつ、同時に、個別論点が発生したり、深化したりしている。
語学もそう。
10年前は、「TOEIC730点」と言うのが、ビジネスマンの目指す目標だったのに、今や、TOEIC900点超なんかは基本の基本で、Native並みのコミュニケーション力が普通に求められております。

ビジネスパースンは、知識武装が次々と求められており、正に息つく暇もありませんね。(笑)
そして、そうした多岐かつ深い知識を、複合的に組み合わせる、Artist的な才能が必要とされている様に思われます。
なんだが、余裕のない社会になって来ている様な気はしますが、現実として、受け入れざるを得ませんね。
兎に角、国際ビジネス競争で勝ち抜くのは、並大抵ではありませんねえ。
とりとめが無くなってきたので、この辺で!

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