2012年5月18日金曜日

【週刊貴公子】 EUの政治家のしたたかさに脱帽!

Greece問題は、ギリシャのEU離脱で、決着が付きそうですね。
5月6日のギリシャの国会議員選挙での有権者の「煮え切らない」態度に、ギリシャ国民は戸惑っているし、EU諸国は、愛想を付かせておりますねえ。

With Little to Lose, Many Greeks Shrug Off Dire Warnings

A Greek Exit? Euro Zone May Be Ready

>It is increasingly conceivable that Greece may leave the euro zone, not just because of its own >political dysfunction but also because the consequences of such an exit for the rest of the Europe >and the global economy no longer seem quite so scary.


あのサルコジ仏大統領とメルケル独首相の長々とした議論した救済案策定プロセスも、EU側が、「ギリシャを捨てる為の時間稼ぎをやっていた!」と見るならば、理屈が通ります。
「あのかったるい冗長的な救済策策定の裏で、冷酷に、ギリシャを切る算段をしていた!」と言う事でしょうね。
表層的な現象だけでは、決してわからない国際政治とか国際ビジネスの奥深さを感じさせる案件です。
今後の国際政治の教科書に載るようないいサンプルだ。

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