2012年5月7日月曜日

【週刊貴公子】 どこかの国が暴発する予感!

フランス大統領選挙で、現大統領のサルコジ氏が敗れて、中道左派政権が誕生するとの事で、
一気に、EU財政問題の解決が遠のきましたねえ。

http://www.nytimes.com/2012/05/08/world/europe/francois-hollandes-victory-sharpens-european-austerity-debate.html?_r=1&ref=global-home

(以下、引用)
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But the real nub of the ideological and fiscal contest lay in the continent’s traditional driving axis between Berlin and Paris, with Mr. Hollande promising to rewrite the austerity-driven pact struck >between Mr. Sarkozy and ChancellorAngela Merkel of Germany, whose own electoral fortunes are also uncertain.
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Greeceでも総選挙があり、政権が不安定になった様ですし。

世界経済が不安定化する中では、社会福祉重視派の左翼勢力が伸長するのは常であるが、
こうした中で、排外主義的な国家主義が台頭するのも歴史が証明しており、非常に流動的な世界に突入していると思います。
状況のWatchは今後も続けますが、所得税75%を富裕層に課す事を公約に掲げていたフランス新大統領の出現は、ビジネス界にとって脅威です。

どこかの国が、EUから離脱して、それが呼び水になり、EU崩壊とか、不景気から生じる国民の不満を戦争により、外に向けようとする暴発国が出てくるのではないかと真剣に危惧します。

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