2012年2月24日金曜日

【週刊貴公子】 投資顧問会社破綻に思う。上手い話はない!

日経電子版等の各紙によれば、国内準大手の一角に食い込んでいる投資顧問会社が、実質破綻していたとの事です。


(以下、引用)
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国内独立系の投資顧問会社、AIJ投資顧問(東京・中央、浅川和彦社長)が企業年金から運用受託していた約2000億円の大部分が消失した問題で、金融庁は24日、AIJに1カ月の業務停止命令を出した。
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まあ、ITの仕事をやっていてもそうですが、「他人(他社)に、後は上手くやってね。(ITの場合なら、上手くIT構築運用してね。)」と頼んで、碌な事があったことがありませんねえ。(笑)
主体はあくまでも、自分であり、どうしてもアドバイスを貰いたい様な極めて特殊な部分のみ、ITベンダーにスポットで依頼するというのが、ITの業務委託の正しい姿ですねえ。

この投資顧問も同じかもしれませんねえ。
要は、他社(他人)に、「兎に角、上手くやって、俺の代わりに稼いでくれ!」と思う時点で、既に、甘いのかもしれません。
ちょっと前に、「安愚楽牧場事件」も日本でありましたが、兎に角、上手い話はあり得ないと言うことなのでしょう。
アメリカでもかつて、LTCM(Long Term Capital Management)とか、Bear starnsの様なふざけた投資顧問がありましたが、現在でも状況は一向に改善していないようですしねえ。

Bear Starns破綻当時のこの辺の記事はここ。
http://www.nytimes.com/2008/09/07/business/worldbusiness/07iht-07ltcm.15941880.html?pagewanted=all

貴公子は、投資活動は全くやらないが、もしやるのなら、自己の判断で、株なり為替に投資するでしょうねえ。
虎の子の金を、よく知らない他人(他社)に預ける事は怖くてできません。
自分でやる限りは、損しても納得できるでしょうからねえ。。

大体、投資顧問業と言うのは、どんなに美辞麗句を要しようとも、平たく言えば、「僕たちは優秀です。だから、赤の他人のあなたでも、カネさえ出資すれば、それに応じた分け前をやる。」と言うビジネスです。 申し訳ないが、そもそもが怪しい!
政府も規制を強化すべきです。

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