2012年2月8日水曜日

日本企業も、やっと貴族志向から離脱した様だ!(駄)


国際政治経済にフォーカスする貴公子サイトには、似合わない内容でしょうが、日経電子版に面白い記事がありました。

「書類審査の舞台裏 本当にある学生選別の手段 」と言う就活関連の記事です。
→ http://www.nikkei.com/biz/skill/article/g=96958A9C93819499E2E5E2E3998DE2E5E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;dg=1;df=3;p=9694E2E7E3E2E0E2E3E3E6EAE1E3

(以下引用)
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最近は大学や学部はもちろん、出身高校でも絞り込みたいとの要望が増えています。
(中略)
出身高校で何を見るのか。「例えば、大学の付属高校からの進学では大学受験の厳しい競争をくぐり抜けていませんから」と担当者。
ぎりぎりの受験勉強をしていない学生を敬遠する企業があるのだという。
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そうなるでしょうねえ。
貴公子は、一浪の末の慶應大学出身ですが、当時、驚いたのは、付属高校とかからエスカレーターで上がってきた来た同級生の方が、
明らかに、大学から入ってくる、入試突破組よりも、就職状況が良かったと言う事。

それも、慶應付属高校からよりも、慶應付属中学から、それよりも慶應付属小学校(幼稚舎とか呼ぶ)の順に、圧倒的に就職が良くなっていった。
確かに、幼稚舎上がりで優秀な奴もいたが、相対的に言えば、大学から入った奴の方が、圧倒的に優秀だし、人間力も高かったと思う。
それでも、就職活動では、付属校上がりが、異様な程、優先されておりました。
少なくとも、慶應では、そうでしたねえ。

私も就活中は、とても不思議でしたが、その後、社会で何年かサラリーマンをして、気づいたことは、「日本人の変なエリート信仰は異常な程、強い。」と言う事でした。
この場合の「エリート採用志向」は、「優秀かつ攻撃的で、人間力の高い真のエリート採用志向」と言う意味ではなく、「良家出身のボンボン好き」と言う意味でですがねえ。
超有名ブランドショップ等の採用とかなら兎も角、「世界に打って出て、カネを稼ぐ奴が必要な一般企業」が、「苦労知らずのぼんぼん」を必死になって、かき集めていましたのは、不思議な光景でしたねえ。。。

要は、日本企業は、ずっと、半分冗談で、ふざけながら、採用活動をしてきたと言う事だと思う。
そうしたふざけた採用活動が、ここ20年の不況下において、やっと見直されてきたと言う事でしょうかねえ。
超雑草出身の貴公子としては、ちょっと嬉しいですがねえ。

因みに、現在の会社で、貴公子も採用活動に携わる事がありますが、付属校出身者には、マイナスのHandy Capを付けて、採用活動に臨んでいます。(笑)
あれだけタフな大学入試をbypassしたのだから、国体レベルの選手だったとか、難関国家試験をPassしているとかの「実績」を、当然の様に、私は求めますねえ。。。

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