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2011年11月12日土曜日

オリンパス事件、問題の本質と責任分担。

FASB(Financial Accounting Standard Board)、財務会計基準審議会と言う、米国の会計基準の取りまとめを行う民間団体があります。
(まあ、IT世界でのIEEEと言う標準化団体と同じですね。)
ここの権威は、企業会計の世界では絶対的であり、日本の会計基準も、こっちに寄って来ておりますねえ。

この団体が出している、最高権威のある通達(他の沢山ある通達を上書きする)が、
Accounting Standard Codification(ASC) と言う通達です。

この通達文の中にある「ASC-350-20-35」の条項に、「Goodwill(のれん代)を、Fair Valueで評価し、必要に応じ、減損処理をしろ!」と明確に記載されております。
ASC→ Assets→Intangibles→Goodwill AND Others→Goodwill→Subsequent Measurement

FASBのホームページはココ。
→ http://asc.fasb.org/section&trid=2144453%26analyticsAssetName=subtopic_page_section%26nav_type=subtopic_page

解説文はここ。→
http://www.cambridge-partners.com/SFAS_142.html

オリンパス社の問題は、減損会計をしなかった事ではない。
ここを、マスコミを含め、多くの人は勘違いしていると思う。
しっかり、減損会計はしていた。

よって、今回の問題は、オリンパス側と株主側、双方にある。
思うに、たった2点。
Fair Value(公正価値)の低い企業を、意図的に高値で買ったこと。(これは、オ社が悪い。)
もう一つは、Financial Statement上に記載されている、Goodwill(のれん)償却を、株主が気が付かなかったこと。
(これは、きちんと記載されていた。)

個人投資家は、兎も角、監査会社や、何千億円も投資するファンドが、なぜ気が付かなかったのでしょうかねえ???
最初は、オ社だけが悪いと思っておりましたが、財務会計の知識もロクになく、投資するファンド側も悪いと思うようになりました。

一部のファンドは、損害賠償請求をするようですが、まあ、これでは、喧嘩両成敗の世界ですねえ。
ひとつ明らかに言えることは、監査会社のAuditは、おざなり過ぎて、意味がないと言う事、位かなあ。。

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